大阪府高槻市にて安満遺跡公園ウォーターパーク開催
安満遺跡公園ウォーターパークとは
ウォーターパークやウォーターボールはレンタルも対応しています。
ウォーターパークとは3年ほど前から日本で流行りだしたアスレチックプール施設です。海上ウォーターパークや民間プールの水面にアスレチックを浮かべるなど様々なパターンがあります。
その中で弊社が主催事業として実施したのがキッズプールウォーターパークです。弊社はバブルサッカー事業を始めて7年目ですが、エア遊具の工場との取引も多くその中でプールやウォータスライダーなども取り入れることになりイベントを実施することになりました。
安満遺跡公園のある大阪府高槻市は弊社の所在地でもあり、この公園では過去にバブルボールやゾーブボール、フットダーツなどを用いた主催イベントも実施していた縁で講演の指定管理企業や高槻市との連携が取りやすかったこともあり開催することができました。
もともとは何もない人工芝スペースで夏場は特に来園者も少ないことからプールイベントはその穴埋めにもなり来園者にも施設側にも好評でした。
ウォーターパークで使用したエア遊具は?
まずは10m×10mのプールが2つ、10m×8mのプールが1つ、10m×12mのプールが1つの計4つのエアプールを使用しました。
高さ5mのウォータースライダー、ゾーブボール、エアラダー、エアーふわふわリング、ウォーターホイール、プール間の連結スライダー、大量の水鉄砲と浮き遊具など多数そろえました。
この遊具で最大同時に150人程度に対応可能です。
当日は30分、1時間、フリータイムの3プランを用意していました。30分はいらなかったかなと思うので次回は1時間とフリータイムの2プランで実施したいと思います。
ウォーターパークイベントの企画にあたって
お盆期間中の9日間と長期にわたるイベントを実施するにあたって様々な検討事項、準備がありました。
まずは会場となる安満遺跡公園の指定管理会社との調整、そして一般の公園のため高槻市との調整、スポンサー集め、チラシ、ポスター、スポンサー幕、ウェブサイト、スタッフTシャツ、設営物品の調整などです。また、同時にフードイベントも実施したので出店者募集、自社の出店準備でフードトラックの手配なども行いました。
そして忘れてはいけないエア遊具の仕様確定・工場発注・中間確認・納期コントロール・通関手配・納品・検品などという作業も同時に行います。
普段弊社で購入したり販売用に発注する物品は航空便が多いなか、今回のプールで使用した物品の総重量は2トン弱ということもあり船便です。このプールイベントの後に複数回の船便輸送をしているのでもう問題ないですが、去年の春に発注したときには数回の実績でしたので慎重に対応しておりました。
プール設営に当たって検討すること
- 給水
10m×10mのプールに40㎝の水をためるのには相当の水が必要なので水道の口数とその口径を調べておくとよいです。環境によっては散水栓の利用が可能で一度の多量の放水ができるところもあります。 - 排水
水の入れ替えや片付けの際には大量の水が排水されます。一気に水が出ても大丈夫な環境か、難しければどれくらいのペースで排水が可能かなども確認しておきましょう。 - 床面
プールを設置する床面の環境も大事です。私たちの経験上、天然芝はまず向いていません。プールに水を入れると想像以上の圧力がかかるので芝生は枯れてしまいます。また、地面からの水分がプールとの間に溜まって数日運営すると臭いの原因になります。
ブルーシートを敷いたアスファルトや安満遺跡公園ウォーターパークで実施したような人工芝の設置を検討しましょう。 - 更衣室
もともと更衣室のある施設もありますが、ない場合はテントを用意しないといけません。 - トイレ
トイレも施設内にある場合は問題ないですが、プールで濡れた子どもがそのままトイレに向かうこともあるので環境によっては仮設トイレの設置が必要になります。 - ゴミ箱
ゴミ箱がない施設もありますし、地区によって分別方法が異なります。ものによっては産業廃棄物として処分しないといけいないものも出てくるかもしれませんので施設管理者とよく話し合っておきましょう。 - 警備
数日間にわたってイベントを実施する場合、その施設に外部から侵入することができなければ問題ありませんがそうでない場合、エア遊具へのいたずらや、プールの水をそのまま使用する場合は何か混入されないようにあらかじめ常駐警備を検討しなければなりません。時期によっては警備会社の価格やかなり高騰になるので事前に抑えて見積もりを取っておきましょう。毎回プールの水を全部抜いて片付けて倉庫等に保管できる場合は問題ないかと思います。
また、施設によっては駐車場や周辺道路への警備を要求されることがありますので施設と地域警察にも相談しておきましょう。 - 衛生管理
飲食物を扱うこと、またプール営業をする場合は別個で保健所の申請が必要になるところがあります。大阪府の場合はプール1つあたりの水量が一定以上になると特別なプール営業許可が必要になります。安満遺跡公園ウォーターパークで使用した水量ではそれ以下になるように水深を調整したので不要でした。また、飲食物に関しては自社出店の分はキッチンカーとしての営業許可を取得、他の出店者は各自で営業許可が必要なのでその提出を依頼して取りまとめておき、イベント主催者としてあらかじめ保健所に提供しておきましょう。
また、昨今はイベントの安全管理について周囲から厳しい目を向けられることがあるので、主催者は消防署などで救命訓練をしておくとよいです。バイトやボランティアなどに監視員を依頼する場合は事前にマニュアルを決めてしっかりと共有しておきましょう。受付に何人、各プールに何人、ウォータースライダーやゾーブボール等の大型遊具に何人などポジションも設定しておくと当日運営が少し楽になります。
ウォーターパークの準備期間は?
大阪府高槻市のウォーターパークイベントは5月頃にウォーターパークの実施してほしいという話があがって6月から実際に準備をすすめました。そして、この安満遺跡公園ウォーターパークの前に7月末に大阪市天王寺区のあべのハルカスのふもとにある天王寺公園(てんしば)でも数日間のウォーターパークイベントを開催しました。
そのため、天王寺公園でのウォーターパークは2カ月、安満遺跡公園でのウォーターパークは2か月と10日ほどの準備期間です。
このスケジュールで上記の膨大な検討事項と予算組み、スポンサー集め、出店者集め、集客の告知をしたのでかなりタイトなものでした。
もしウォーターパーク実施のご希望があれば半年~3,4カ月は余裕を持って準備された方がよいかと思います。
ウォーターパーク当日の様子
相当大変な準備期間でしたが、ふたを開ければ開始1時間前から列ができて200人以上が集まっているような状態が続きました。開催場所にもよると思いますが、子ども向けの施設が少ない、プールが近くにない、あっても幼児から楽しめる場所がないなど周辺事情と併せて企画を考えるとイベントの成功につながるかと思います。
この記事を書いている私も1歳の娘の父親ですが、複数のプールを用意するときは1歳から楽しめる幼児プールをあらかじめ決めておくと親御さんは安心してお越しいただけます。家でするビニールプールもいいですがこの広さとたくさんの遊具はとても魅力的に映ります。
水着を忘れる方やたまたま通りがけにイベントを見た方でも楽しめるように使い捨ての水遊びパンツを販売しておくと喜ばれます。
親御さんは水着に着替えなくていいのも実は喜ばれます。市民プールなどに行くときにどうしても自分が水着になるのが嫌で足が重くなる方もいらっしゃるかと思いますが服のままだと子どもの着替えだけで済むのでとても楽に遊ばせることができます。
ウォーターホイールとゾーブボールは遠目にもわかる大きさで子供たちも大興奮です
エアラダーは10人以上の子どもが載っても大丈夫、大きな船のようにゆったり楽しめます。
水がなくても楽しめる空間があると休憩や気分転換になります。エアーふわふわリングは予想以上に人気でした。
当日は毎日10人以上のスタッフが現場を盛り上げました。ビールのボードもスポンサー紹介用に作りましがインスタなどにも使いやすく注文してくれたお客さんも写真を撮って楽しんでいました
この広い人工芝スペースが会場でした。プールが終わった翌週の写真ですが全く人がいません(笑)ここに毎日2,000人以上お来園者があったのでウォーターパークイベントのインパクトがよくわかりました。
真夏以外の水遊びイベントにオススメ遊具
パドルボート
プールイベントといえば真夏だけを想像しがちですが水上遊具であれば真夏と真冬以外使えます。
例えばこのパドルボートは幼児から楽しめるもので例えばショッピングセンターの入り口付近や駐車場などでも開催可能です。子どもを上手く集めることができると親も足を止めるということからウォーターサーバーや携帯ショップ、住宅展示場などの催事でも面白いかもしれません。
こちらのパドルボートは弊社はこの秋から導入予定ですので9月以降でご興味のある方はお問合せください。
ウォーターボール・ウォーターローラー
ちょうどイベントで使用した写真がなく海外のものになりますがウォーターボールも直接水につかることなく楽しむことができます。こちらはすでに保有しておりますのでいつでもお問合せください。子どもも大人も楽しめるイベントにできます。
ウォーターローラーも弊社では芝生公園でのイベントとしても使用していますが、4,5人入って遊ぶことができるので友達同士、家族同弟子で一緒に楽しむことができます。
海上ウォーターパーク、水上アスレチックをご検討の方
今回はプールの水深も40cm~50cm程度の浅いプールで遊具も激しいものは極力減らして企画しました。しかし、今回のウォーターパークのために製造輸入した商品以外にもオリジナルの色や形でエア遊具を製造することができます。
例えば、ここ数年日本でも全国各地で実施されている海上ウォーターパークに使用するような大型水上アスレチックのアイテムももちろん作ることができます。エア遊具の工場と直接契約して5年以上。バブルサッカーで使用するバブルボールというどちらかといえば手間のかかって細かい商品を弊社の求める品質で製造してくれている工場での製造となりますので安心です。
地域活性化・地方創生などとしても十分生かせる企画になりますのでご興味のある方はお気軽にご相談ください。
今回ご紹介したようなイベント企画、プール用具のレンタル・販売なども対応いたしますので併せてご検討よろしくお願いいたします。
フォーム以外にも電話やメールでも対応いたします。
担当者 : 松森勇貴
電話番号: 090-8529-8682 (SMS可)
メール : yuki.matsumori@plus-peat.com
ZOOMやGoogle Meetなどのオンライン会議システム、チャットワークやslackなどのチャットシステム、その他LINEやFacebookメッセンジャーなどご都合のよい連絡手段をご提示いただければ対応いたします。
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